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大東まちゼミ連動企画です。講座番号64「あなたのアイディアを商売にしませんか」を開催しますが、まちゼミでは伝えきれないかもしれない内容を補足します。
今回はWhomの検討を行います。検討手法は前回と変わりません。
中小企業庁が提供する創業支援冊子では誰について、
1.見込み客がいるか、あるいは人脈や信用があるか
2.ターゲットとなる客層は明確化
3.従業員は確保されているか
の検討を推奨します。
「水族館カフェ」を何のために行い、「水族館カフェ」の事業を成功まで情熱をもって実施する熱意があり、「水族館カフェ」のお客さんのニーズが存在すると判断すれば次の段階に進みます。
次の段階である「誰に」を検討します。「水族館カフェ」に来るお客さんはどのような人でどこに住んでいるのかを想定します。また「水族館カフェ」を開店するのに必要な支援を「誰に」受けることが出来るかを確認します。
ここでHowでなくKnow-Whoを重視するのは享受されて理解が速く進むことが多いからであって、自力で何とか出来る人は「知恵」を重視します。ところが、「有用な知恵」をだれが持っているかを探すのは困難ですが、どうにかして探し出すことは重要です。
閑話休題、「誰に」を検討するのに有用なのは具体的な「ペルソナ」を用意することです。マーケティングで「ペルソナ」とはターゲット層の中で想定される具体的人物像を言います。
例えば、(実際に存在するか不明)
氏名 山田花子
年齢 永遠の24歳
家族 独身の女性
住所 大阪市中央区
趣味 子供の頃から魚を飼育するもののうまくいったためしはないが、魚に癒されている。
カギはペルソナをどのように設計するかとなります。ペルソナを設定できるとこの方と会話をする為に必要となるツールを用意すればよいということになります。この例では魚に癒される独身の女性を想定しておりこの方との会話を通じて「水族館カフェ」をアピールします。ペルソナを具体的にすればそれだけ対話は容易になりますが、範囲を絞ることによって逸れた人にはアピールできないことになります。
ただ、このようなマーケティング活動を創業者一人で行うのは困難です。創業者は必ずしもマーケティングが得意ではないことが多いからです。だからこそKnow-Whoが重要となります。
起業をするにあたり出発点は「お客様の確保」ですが、お客様はどこにどのような形でいらっしゃるか、意外とわからないものです。
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